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7県13種類の駅弁で「第10回九州駅弁グランプリお客さま本選大会」が開催されました。

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2014年2月16日にJR博多シティ9階のJR九州ホールで九州ナンバーワンの駅弁を選ぶ九州駅弁グランプリの投票会が開催されました。

開場の15分前には、会場の入り口からズラッと400人もの行列ができました。

開場後は、あっという間に550人もの人で満員となりました。

駅弁はいずれも九州各地での予選を勝ち抜いた7県13種類の駅弁です。

各県選出の代表駅弁は次のとおりです。

  • 大名道中駕籠       福岡
  • 上等いか三昧       福岡
  • ゆふいんの森弁当     福岡
  • 桜島灰干し弁当      鹿児島
  • 花の待つ駅かれい川    鹿児島
  • 豊後水道味めぐり     大分
  • みやこのじょう盆地物語  宮崎
  • 坂本屋角煮めし      長崎
  • 佐賀みつせ鶏 鳥トロ弁当 佐賀
  • 佐賀牛極上カルビ焼肉弁当 佐賀
  • 山彦かしわめし      熊本
  • 玉名丸ごと色彩薬草弁当  熊本
  • 鮎屋三代         熊本

500円を支払えば誰でも参加することができ、13種類すべての駅弁を試食しながら、お気に入りの駅弁3種類を投票するスタイルです。

テーブルに13種類の駅弁を並べて食べる姿は壮観です。

今回の駅弁の審査基準は、「列車に乗った際、最も食べたくなる駅弁」だそうです。

大会関係者によると「近年はお肉を使った駅弁が多く販売されてきたが、特に今年は、郷土の食材や独特の調理法を活かした駅弁が増えてきている」そうです。

多くのお客さんが駅弁の試食をしましたが、開場後1時間半くらいで早くも300食が完売した駅弁がありました。

それは、佐賀牛極上カルビ焼肉弁当です。

九州駅弁グランプリは今年で10回目で、グランプリは3月7日に料理研究家など食分野の著名人が集まる最終投票会で決定されます。

なお、福岡のグランプリになるかもしれない駅弁は、「大名道中駕籠 1000円」、「上等いか三昧 1200円」、「ゆふいんの森弁当 1000円」の3種類です。

◯ 桜島灰干し弁当 680円 (鹿児島)

  • 鹿児島の駅弁です。
  • 食材のすべてを鹿児島産にこだわっています。
  • 材料だけでなく、調理工程でも灰干しという桜島の火山灰を使い、食材の余分な水分や臭いを取り除いています。
  • 具体的には、味付けした魚を特殊なフィルムと火山灰で包み20時間ほど寝かすことにより可能となります。
  • この火山灰も、洗浄、濾過、天日干し、加熱などの工程により3週間もかけた火山灰です。

◯ 佐賀牛極上カルビ焼肉弁当 1575円 (武雄温泉駅)

  • 武雄温泉駅の中にあるカイロ堂という小さな厨房で作っています。
  • ここの駅弁は、第8回、第9回と1位を獲得しており、九州駅弁グランプリを二連覇しました。
  • 佐賀牛極上カルビ焼肉弁当は、新作の駅弁です。
  • 佐賀牛の中でも、最高ランクのA5等級のみを使用していますが、全国でも1位、2位を争うくらい認定基準が厳しいのが佐賀牛です。
  • 肉のサシの量は、芸術的といえるくらいのきれいな霜降りです。
  • 佐賀牛を知り尽くした職人が、冷めても油っこくならないように、手作業で余分な脂肪を切り落としています。
  • 肉の旨味を邪魔しないようにシンプルに塩と胡椒で味付けし、地元武雄のしょう油をブレンドした自家製のタレも控えめです。
  • 特に弁当に使う「前バラ」の部位は、油が溶ける温度が非常に低いので、肉が冷めても表面に脂が浮いてこないようになります。

◯ 花の待つ駅 かれい川 1050円 (鹿児島)

  • ネーミングにこだわった駅弁にも注目が集まっています。
  • 「花の待つ駅」も素敵ですが、かれい川の駅の方々が花でおもてなしをしようと心がけているそうです。
  • 駅弁の中にも花にちなんだ彩りがあります。
  • 桜の季節には、桜の花びらを合わせたご飯になります。
  • 彼岸花ロードがあリ、彼岸花の季節には赤い色が入ってきます。
  • 2色の団子は、近くに坂本龍馬夫妻が訪れた温泉があるので、坂本龍馬夫妻をイメージしているそうです。