2011年3月に博多駅で開業して3年半のデパート、博多阪急の売上げは昨年度年間売上は400億円を超して、絶好調です。

当初の計画よりも1年早く営業黒字を達成しました。

阪急阪神グループの15店舗の内、阪急うめだ本店、阪神梅田本店に次ぐ、売上げ3位の主力店に成長しました。

もともと天神志向であった消費者も、博多阪急ができてからはアクセスの良さで移ってきており、週に2から3回は来ている人もいます。

百貨店ならではのサービスに加えて、ここまでなぜ百貨店がやるのかというイベントまで、ユニークなスタンスで年々業績を伸ばしているのが博多阪急です。

「高級」にはこだわらず、身近で気軽なデパートを目指しています。

博多阪急の好調さを牽引しているのが、売上高の四分の一を占める地下食品売り場、いわゆるデパ地下です。

毎週金曜日午後3時から始まるイベントには、糸島牛のロースステーキの格安販売やカットフルーツのバイキング特売などがあり、30分毎にお買い得商品を設けて売り出しています。

このイベントは、その週その週で色々あり、例えばお刺身のバイキングなどもあります。

また、お菓子売り場には、全国的に有名な大阪堂島ロールの「パティスリーモンシェール」やラスクの「ガトーフェスタ・ハラダ」などを出店させ、連日長い行列ができています。

今年、7月2日には、全国に先がゲテオープンしたのが「カルビープラスエッセンス」で、目の前で揚げたばかりのポテトチップが味わえることもあり、一時は最長120分待ちとなるなど、お菓子売り場は常に話題とにぎわいを生み出しています。

お菓子売り場に負けまいと生鮮売り場も頑張っています。

開店2年目には、地元産の生鮮を中心とした値頃感のある商品を集めた「うまちか生鮮市」を毎週金曜日にスタートさせ、顧客をシッカリと獲得しています。

集客のポイントは、コトコトステージとポイントカード

また、コトコトステージと言うイベントを展開し、商品の説明や効果的な使い方、キッズのチアリーディング教室、地元の人気料理家である山際千津枝さんのもっとうまか!料理教室などを行って集客を図っています。

特に教室料などがリーズナブルなものに設定されており、お得感があり通いやすくなっています。

イベントは、売り場効率が悪いにもかかわらず営業面積の15%も充てています。

コトコトステージは、年間4,000回も開催されています。

また博多阪急のポイントカードは、カード会員数が58万人にもなっており、開店3年半にして天神地区の大丸や三越デパートの会員数よりも多くなっています。

カード会員に人気なのが、店内にあるクーポンステーションです。

来店して、クーポンステーションでカードを機械にかざすとクーポンが発行され、館内の店舗でいろんな特典が受けられます。

ランチタイムに使えるクーポンやレストランや飲食系のものもあります。

コトコトステージのイベントと便利でオトクなポイントカードが博多阪急の集客のための強力なツールとなっています。

これらのように博多阪急は、少し歩み寄りやすい庶民的な百貨店をめざし、なおかつ全国に類を見ないデパートになろうとしています。

◯ 博多阪急

福岡市博多区博多駅内
092-461-1381(代表)

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