今年3月に博多駅ビルにオープンした話題のパン屋さんです。

オープンから2ヶ月経った今も連日大盛況で、列んでも食べたいというお客さんで毎日行列ができています。

このパン屋さんは、北九州市に本拠を置く創業65年の老舗です。

なぜその老舗のパン屋さんが博多駅に出店したのか、博多駅の新しいお土産品としても注目されているのかをみてみましょう。

いっぴん通りの大行列、ベーカリーシロヤ

JR博多シティの筑紫口側にいっぴん通りがあり、そこに1950年創業のベーカリーシロヤがあり、長い行列ができています。

北九州市のシロヤは、初めて福岡市に出店しました。

皆さん、カゴいっぱいに爆買いしています。

シロヤは当初、北九州の工場から午前と午後の1日2回パンを搬入していましたが、あまりの売れ行きに急遽、1便追加し1日3回入荷しています。

店の方も予想外の売れ行きで驚いています。

北九州小倉駅の近くにあるシロヤの本店では、パン屋では珍しい昔ながらの対面販売をしています。

通りに面しては、ガラスのショーケースがあり、お客さんにもパンが美味しそうに見えます。

買う気がなくても、パンが目に入るのでそれで買う気が起こるそうです。

また、昔からのいつの時代にも変わらないパンの味の数々があります。

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シロヤの2大定番はサニーパンとオムレット

中でも一番人気の商品はサニーパンです。1個90円ですが、練乳がタップリと入っています。販売を始めたのが50年前という看板商品です。

シロヤのサニーパン
シロヤのサニーパン Photo by yoco**

シロヤの先代社長が戦争から日本に帰ってきて、日本中が甘いものに飢えていた時代であったので、何とか子どもから年配の方まで甘いものを提供して、幸せになってほしい、笑顔になってほしいとそういう思いでつくり始めました。

サニーパンと肩を並べる商品が、スポンジ生地で生クリームを挟んだプチケーキのオムレット(1個40円)です。

大人気商品で、小倉駅前店だけで1日に1万5千個販売したこともあるそうです。

初めて食べるのに、どこか懐かしい味がすると評判です。

シロヤのパンは原料にこだわり、添加物は一切入っていません。

値段ももちろん1個100円以下で買えるものが多く、子どもから年配の方まで世代を越えて人気です。

シロヤ小倉本店と博多駅店の販売方法の違い

しかし、よく見ると北九州市小倉の本店と福岡市博多駅のお店では、売り方が異なります。

北九州では、客の注文を1個から受け、店員さんが商品を取って手渡しています。

一方博多駅の店舗では、ほとんどの商品がパック詰めになっており、サニーパンが3個280円、オムレットが5個200円というふうになっていて、お客さんが直接商品を手に取る形です。

この理由は、博多駅では列車に乗り込む前のお客さんも多く、よりスピーディに買えてお土産にもしやすい方法にしているのです。

JR博多シティによると、シロヤの人気は他の店舗の売上にも影響を与えているようです。

今までは、旅行客の方がメインになっていましたが、シロヤができたことで地元の方が博多駅に多く来ていただけるようになったそうです。

シロヤがあるいっぴん通り全体の3月の売上が、前年比25.5%増になりました。

シロヤが北九州市から博多駅に進出した一番の大きな理由は九州新幹線の開通にありました。

シロヤの関係者によると、九州新幹線が開通して、博多も西日本・九州の中心都市になっているので、そこから全国のお客にシロヤの商品を食べていただいて、より伝わっていければと考えたそうです。

シンクタンクである九州経済調査教会の専門家によると「北九州市と福岡市では集客力が断然違います。例えば小倉駅都博多駅を乗降客数で比べるとJRだけでも3倍くらいの差があります。博多だとかなり多くの方に知られるので全国に知名度を上げていくことができます。」と述べています。

福岡出店で全国の知名度を上げたい北九州の老舗パン屋シロヤ、新たな福岡土産として定着できるのか今後が期待です。

サニーパン、オムレットの買い時タイミング

最後に、シロヤ博多駅店の人気商品の買い時は次の通りです。

  • 朝 午前8時オープン
  • 昼 午後2時半~午後3時
  • 夕 午後6時~午後6時半

この時間帯は、シロヤ博多駅店の人気商品の1日3回の搬入タイミングと連動しています。

つまり、搬入時なので一番商品が揃っており、売り切れの可能性が少なくなるタイミングというわけです。

ただし、交通機関の状況などもありますので是対大丈夫というわけでもありません。